籐と紙バンドによる弦巻の作り方

ダイソーで売ってた籐 工作
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エコクラフトで弦巻を手作りで作った完成品のみ載せていたが,あまり作り方は詳しく書いていなかった.リンク先のページを参考にしてもらった方が良いと思ったからだ.
しかし,コメントを頂くにつれ,リンク先には籐による作り方は書いてないし,確かにこれでは分かりにくいと反省し,再度書くことにした.
(基本はあくまでも前回のページでリンクされている方々のページの作り方です.)

ちょうど,ひょんなことからもう一つ弦巻を作ることにしたので,作りながら写真を撮っていった.
製作時間はだいたい7時間ぐらい.
ちょっと大きめなので弦3つぐらいは巻けると思う.

まず,ダイソーで買った籐は以下のようになっていて,最初から巻いてある.
ダイソーで売ってた籐

籐の芯は一段ずつ切っておくほうがよい.

  • 切らずに一本でとぐろを巻くより,対称できれいに出来る.
  • 一段ごとに色を変えるので何かと都合がよい.
  • 長さを中央部分を対称に長くしていけば,きれいに対称に出来る.
    例えば,「中央の籐を33cmとして,両側を36cmにし,さらにその外側を39cmにする」という具合.

内径9.5cmの場合,籐は33cmぐらいで作ってやるとよい.計算だと30cmになるが,斜めに組み合わせる部分と余裕を持たせるために少し長めにする.
その時の紙バンドはだいたい175cmぐらいだった.
外周に行くに従って,籐は3cmずつぐらい,紙バンドも気持ち長めにしていくと良い.
籐は毎回,実際に回してみて調整するとうまく行く.

籐の芯
さらにニッパを使って,先を斜めに切ると繋ぐ時によい.最後は微調整するので長めに切っておく.

弦巻の編み始め
最初の編み始めは固定されていないので結構面倒である.何回も戻って締めながら直して作る.

一度に巻きつけると楽
巻くときは一度に巻きつけておくと楽.(これは参考にさせてもらったページにも書いてある.)

途中まで出来た弦巻
途中まで作るとこんなふうになる.少しいびつだが,あまり気にしなくて良い.完成に近づくにつれ,丸くなっていく.

合わせ目はボンドをつけずにそのまま
つなぎ目はこんな風に重ねてやるときれいに出来る.しっかり縛ってやると良い.最後にニスを塗るのでボンドは不要.

弦巻完成品
ニスを塗って完成.今回は油性のニスを少しうすめ液でうすめて使ってみた.