矢筒を作ってみた

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竹矢を買うにあたって矢筒が一つしかないと保管に困るし,同じものを買うのも芸がないので,自分で作ってみることにした.

いろいろなホームページを参考にさせていただいたので,感謝の意味を込めて参考までに自分なりの作り方も載せることにした.
※)参考にさせていただいたページ(ありがとうございます!)
弓道我人生(エコクラフトのような紙テープ)
別冊住弓(全体的な作り方)
KenKosakiのホームページ(全体的な作り方)
ぶな(特に矢筒の紐の結び方)

材料

価格はだいたい.

・雨どい Φ60mmとΦ45mm二つで1000円
・プラ板 価格は忘れた
・発泡ウレタン板 100円
・紙粘土 100円
・木工用ボンド 200円
・コルク板 厚さ2mm 500円
・紙テープ(コルク板方式の場合は不要) 100円
・SUPER X や G17 などのボンド 200円
・油性ニス 1000円
・矢筒用の紐 1700円
・石突 600円

作り方

まず本体だが,紙管かエンビの管にするかでまず迷う.
紙管の場合,内側にもニスを塗らなくては駄目そうだったのとその場合,矢のすべりが悪そうであったこと.
また分厚いものだと重くなることが分かったので,薄い塩化ビニールの管を探した.
近くのホームセンターにΦ60mmとΦ45mmの雨どいがあったので,それを使うことにした.

蓋をどうするかだが,前に万華鏡を作った際にあまったプラ板があったので,それに発泡ウレタンの板を貼り付けることにした.2作目ではウレタンがボロボロになる可能性を考えてさらにコルクの板を張った.

矢筒の底と蓋

一番難関のクビレ部分で,「あきらめてまっすぐなものを作る」という手もあったが,折角なので挑戦しないと面白くないと思い,いろいろ考えてみた.
紙管の場合は厚みがあるので,円錐を作って張り合わせても強度はなんとか保てそうな気はしたが,雨どいは薄すぎて,この方法だと強度が保てないと判断し,紙テープをぐるぐる巻きにすることを思いついた.

矢筒くびれ(紙テープ)

このようにΦ45mmの雨どいに紙テープを巻きつけて段々分厚くしていき,60mmの雨どいにつなげるというやり方である.木工用ボンドで固めて乾燥させるとまあまあの強度になった.
しかし,これだと滑らかでないし,美しくないのでさらに紙粘土でコーティング&補強することを思いついた.
この紙粘土はダイソーで100円で売ってるものだが,なかなかスグレモノだ.ちょっと臭いのが難点だが,乾かせば臭いはしない.
矢筒と紙粘土

ここまでやるとほぼ問題はなくなったが,Φ60mmの雨どいとの接続はボンドでいいのだが,上から覗いた時に1mmほどの隙間が出来てしまう.
実際には矢を入れたときに引っかかるほどではないので,まあ気にすることはないのだが少し美しくない.

そこで悩んでいたところ,道場の先輩にコルク板を使う方法を教えていただいた.
素晴らしい.まさにブラボー!
この方法なら,紙テープよりは強度がある.で結局二作目を作ることになった.

矢筒くびれ(コルク板)

それで作っていて気づいたが,下の写真のようにしてΦ60mmの方を仮に当てた状態を作り,

矢筒くびれ(コルク板) 粘土付ける前

ここの内側に滑らかに粘土をつけると見事にほとんど隙間なく斜めの面を作ることが出来た.
紙テープのときにも気付いていれば,同じ方法は採れたと思う.

矢筒クビレ括れ部分(中はコルク板)

それで粘土が乾いたところでニスを塗って防水完了.

ここでまた,一つ作り方に分岐点がある.
蓋と本体との接合部である.茶筒のようにするなら,内側にもう一回り細い管を入れて固定しなければならない.
羽根をいためないためには内側もほぼ同じ長さにする必要があるが,これをすると頭が重くなる.
また,Φ58mmの雨どいなんて存在しないので,Φ60mmを縦に切って細くするぐらいしか思いつかない.
そうするとやっぱり継ぎ目が少し汚い.
ぴったり入ると茶筒でもそうだが,す?っと入って気持ちがいいし,何より丈夫に守られている感じはする.

しかし結局,重さと継ぎ目のデメリットと気持ちよさと丈夫さを天秤にかけて,軽さと見た目を優先することにした.
蓋には途中までΦ60の雨どいを入れて,強度を補強し,エコクラフト(紙テープ)にはニスを塗って補強することにした.

本体は下の写真のようになった.

矢筒(本体上部)

普通の蓋より短めなのは実は取りやすくするためだったのだが,一緒に他の矢筒と並ぶと少し変だった.バランスの問題だと思うが,2作目ではこの反省を生かし,もう少し長めにとってみた.

最後にニスを塗って完成.
一作目はもともとあった水性ニスで,二作目はそれがなくなったので,油性ニスを買って塗ってみた.
油性の方が丈夫に出来た気がする.重さも若干重いような気がする.
ただし,色はちょっと黒めになったと思う.

左が一作目で右が二作目.
矢筒完成品
二作目は一作目と同じでは面白くないので,ちょっとねじってみた.
なんか床屋の回転灯みたいといわれたが...まあちょっと変わってて面白いんじゃないかと思っている.

矢筒完成品アップ

紐はスエカネ弓具さんで購入.調べた限りでは一番安い.
紐を通しているわっかは丸編み(丸四つ編み)という編み方で,たとえば「簡単!ミサンガの作り方」というページにもある.
前にも紹介したが,私は,

編んだり、組んだりエコクラフトのバッグとかご

を参考に編んでみた.

石突はΦ45mmの管にさらに巻いているので,太すぎてなかなか合うのがなかったが,かろうじて弓具店で見つけたものをつけている.
一作目の方には嫁さんに作ってもらったものをはかせていて,出来は全く問題ないのだが,なんというか,もう少し改良の余地がありそうだ.手芸屋で端切れの皮を買ったのだが,光っていないタイプの方がよいかもしれない.

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