いいものもある,わるいものもある

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最近よくこの「いいものもある,わるいものもある」というコントを思い出すことが多い.
これは,YMOの増殖というアルバムに入っていたスネークマンショーのコントで「若い山彦」という題がついているものである.
当然,ずいぶん前にこのコントを知って,同じアルバムの中にある「ここは警察じゃないよ」など,他のコントも印象に残っているのだが,ことあるごとに思い出すのはこの「若い山彦」のコントである.

ま,見てもらったほうが早いので...動画を貼り付けておく.
この動画の作者はセンスがいいと思う.
元来アルバムなので音しかなかったのだが,この動画は画像でも笑える.

何か,わけのわからない商品とか人とかを知ったり聞いたりすると,必ずこのコントを思い出して,
「まあ,いい○○もある,悪い○○もある.」
って思うようにしている.

よく「今の若者は...」とか,「年寄りは...」とか,「あの会社は...」とか,「あの学校は...」とか,思うこととか聞くことがあると思う.

そういう風にグループ別に良いとか悪いとか,「十把一絡げ」にまとめると自分でも分かった気になるし,綺麗にまとまったとか思う.

しかし,よく考えてみる...

実際に悪いのはその人たちやそのものであって,グループ化できないことの方が多いのではないか?何でもまとめてしまうというのは暴論のように思えるのだ.
実際におかしなものや人だけを取り出してよく考えないと本質はつかめないものだ.

そういう教訓として,このコントは強烈に私の頭に染み付いている.
このコント風に実際にやってみるのだ.そうすると少し冷静になる.