スピーカー JBL Control 1G の修理

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平成8年だから,今から17年前に日本橋で買った JBL の Control1G は確か2万ぐらいだったように記憶している.

値段の割にはいい音がするので,好きなスピーカーである.
モニタースピーカーというのはボーカルが強調されて聴こえるように調整されているそうだが,ボーカルの声を聞くのが好きな私には最適のスピーカーだったわけだ.
ところが,前回「アンプ A-701XD の修理」で書いたようにこのスピーカーを壊してしまった.
でも,よく見ると大音量で鳴らしたから,いっきに外れた可能性はあるが,「もともとかなりボロボロだったのではないか?」という疑念が湧いた.
そんな時はとりあえずネットで検索.
そうすると,「エッジがボロボロになる」という情報は沢山見つかった.
やっぱりそうか...
と,なると今度は修理している人いるだろうと再度調べてみる.
すると,和紙で修理したり,オーソドックスにもとと同じウレタンで修理したり,いろんな修理方法が見つかった.
その中で「セーム革」で直すという方法に惹かれた.何せ耐久性はよさそうだし,太鼓の皮とかも動物の皮を使っているようだし,組み合わせとしては悪くないと思えた.
その中で「セーム革エッジ修理」という情報が大変役に立った.
いつもながら感謝である.
こちらに紹介されている奈良の株式会社春日という会社に連絡をとってみた.
Control1G の 13cm という直径だと二つで1600円(1枚800円)ということなので,注文してみた.
張り替え方法,キョンセームの切抜きの計測方法なども入れてくれていて至れりつくせりである.

エッジの張替えに関しては「JBL Control1 その1『劣化エッジの除去編』」のサイトが役に立った.ありがたいことである.

特に歯ブラシの柄をつかうこと,彫刻刀で剥がすところは参考になった.

他には「スピーカーエッジの修理」.こちらはウレタンで修理されている.

修理方法

さて,ではこちらも修理した内容を記録しておく.

まず,六角レンチで外す.
control1g

歯ブラシの柄で思いついたのはタイヤレバー.これなら先っぽも細いし,樹脂で出来ているから傷つけることもないだろう.
タイヤレバー
結果的には大正解.簡単に外れた.
レバーでの外し

接着剤の除去はペイントうすめ液を使った.これで簡単にスピーカーユニットは外れる.

たまたま,カッター付きコンパスを持っていたのでこれで切る.
セーム革切り抜き

切り抜いたものを仮に上に載せてみた.問題ない.
セーム革仮置き

実際に貼り付ける.この辺も説明書きの通りにやれば全く問題ない.
が,しかし,接着剤をつけた後,革を裏側に回りこませるときにペンや細い棒を使うのだが,これは一回一回ぬぐっておいた方がよい
ペンについた接着剤が革の表側にも少しついてしまった.
1ggasket
でも,なんとかくっついた.

一日ぐらいおいてから,試聴.
うーん,ウレタンのときと区別がつかん...
しいていうなら,張りがでたというか,より元気になったというか,そんな感じはする.
悪くなってはいないし,私の好きな方向に変わっているようなので,成功だと思う.
control1gkai

その後,コイズミ無線に行った時に店員さんに聞いてみたら,ウレタンより重みが増した分,締まったような音にはなるだろうと言っていた.

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