自然農・栽培の手引き 鏡山 悦子・川口 由一

書評
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ここ半年ぐらい有機栽培ではなく,不耕起栽培・自然栽培を試している.
下の本を読んだのがきっかけ.
自然栽培ひとすじに
自然栽培ひとすじに
もう,有機栽培は一昔前の流行.
私も正直,これからは有機栽培ではなく,自然栽培だと思っている.
確かに有機であっても肥料やりすぎではおいしくならないというのは分かる.
永田農法だって,枯らすか枯らさないかぎりぎりの過酷な環境でこそ,トマトはうまいというではないか.原産国での環境に合わせる栽培方法は限りなく自然栽培に近いのではないだろうか?
ただ,無農薬で育てた場合も虫が付きまくっているとなんかおいしくないというのももう5年以上やってきて分かっている事実だ.寒冷裟かけて保護してやった方がうまいこともある.
この本に従ってというか,例年通り,枝豆は今年も大量に植えた.
まだ,実際にうまくいくかは今後この豆の後に育てた作物がどれだけ育つかにかかっている.
ただ,上の本にもある程度,自然栽培による野菜の育て方は載っているのだが,もっといろいろな野菜の自然栽培を知りたくて調べて買った本が自然農・栽培の手引きである.
普通に家庭菜園レベルで育てる野菜はだいたい載っているので参考書としてはよいのではないか.
読んでみると,ちょっと家庭菜園をやったことがある人なら,うなずける話が多い.いちいち納得できる.
自然農・栽培の手引き
自然農・栽培の手引き
ただし,種を植える所だけ,雑草を抜くという斬新な手法は,畑の現状を見てきている人には正直怖い.
が試さずにはおられない性格なので,試しにやってみようと思っている.
まあ,もともとそんなにきれいな畑ではないのだが,中途半端に抜くのが悪いんだろうな.と
抜くなら全部抜く,抜かないなら全然抜かない.何でも徹底しないと.
ただし,春から夏にかけてだと,庭でやると雑草だらけにしてしまい,蚊が大発生するので畑でやるしかなさそう.
とりあえず畑では,自然栽培が一番難しそうな葉物を寒冷裟で覆ったものと覆わないものと両方で試してみている.