ジッツオ GITZO G2180 ビデオフルード雲台を購入
ジッツオのフルード雲台を購入してみた.
購入動機と商品選択理由
サッカーのビデオを撮影している時にいつも使っている三脚だとなんというか「スムーズでない」のが気にかかっていた.
正確にいうと三脚のせいではなく,雲台のせいなのだが,前に量販店でビデオ雲台を触った時は特に「欲しい」とは思わなかった.なぜなら操作が一本の棒に変わっただけでそれほど違いがあるとは思えなかったからだ.(実際には重いものを乗せた場合に違いがあるものだというのは後から知ったことだった.)
ところが,先日ジッツオの雲台を触る機会があったのだが,それは「全然違った」のである.
これは触ってみないとなんとも表現しようがないのであるが,いつも使っているカメラ用の雲台とももちろん「別物」だった.
値段を調べると国産のものでもビデオ雲台だと1万はするようだ.そうすると倍しても触った感触では価値があると直観で判断した.
今後,一眼レフでビデオ撮影をする可能性もあることを考えるとどう考えても今の雲台では振るための雲台ではないから,「カクン」となって危険なことも目に見えている.
ネジのサイズについて
元々,ベルボンの Field Shooter という三脚を持っているのだが,これについている雲台は PH-360NC という雲台で,これがなんというか,ビデオ撮影には使いにくい.
何でかと思ってネットでちょっと調べてみると分かった.
http://siwasu1219.cool.ne.jp/special/photo/_mycamera/mycamera.html
「PH-360NCでは、パンハンドルをゆるめると、上下左右いっぺんに動いてしまいます。」
そうそう.これが言いたかった.ありがとうございます.
単品で売っている PH-360N とは別物らしい.
何でそういうことするかな?とちょっと思うが,しかしどっちにしても別の雲台にするべきだということがよく分かった.(後で)
ジッツオのフルード雲台はネジのサイズが3/8インチとなっていて,ベルボンの三脚の1/4インチと違う.それで変換用のアダプターを買う必要がある.
エツミのとかハクバのとか.
でも,一応念のためと思って,ベルボンの雲台を外してみるとサイズ変換用の止めネジアダプタがついてることに気づいた.
なんだ,買わなくて良いわ.とホッと安心.やっぱり何でも確かめるべきだ.
これが最初から PH-360NC にはまっていたアダプタ.よく考えているんだなと納得.
懸念事項
ビデオカメラでの撮影は問題ないのだが,ビデオ撮影機能のついた一眼レフをもし買った場合にちゃんと止まるのかどうかが気になる.
価格.com のレビューでは場合によっては「止まらん」と書いてある.
これが非常に気になったが,それにしても他の雲台は考えられなかったので,結局買うことにした.
買った後に一応確認のためにビデオ撮影はできない D50 を使って試してみた.
D50 なので本当の意味で参考にはならないが,D50 の重さぐらいであれば 70-200mm でも大丈夫なようだ.
現状,ビデオ撮影に使う GZ-HM570 に関してはもちろん何の問題もなく使用できる.
しかし,この三脚へ直に載せていると水平出しは脚を使ってやるしかないので,斜めの場所では苦労しそうだ...レベリングユニットを買うのもなあと思うのでしばらくこれで運用してみる.
ちなみに,このページの G2180 の写真をクリックして出てくる価格比較ページでは価格.comより安い価格で売っている店が見つかる.今回もそこで購入.(投稿時)