ローマ人の物語〈22〉危機と克服(中) 塩野 七生 早いもので,この本ももう22巻まで読み進めて来てしまった. ここまで長く一つのシリーズを買い続けたのは池波正太郎の「剣客商売」以来ということに気づく. 淡々と物語が続いていくが,ローマとギリシャとユダヤの関係などがよく分かって興味深い.現在の状況を考える上でも,非常に参考になり,歴史を書き残してきた人々にひたすら感謝. 関連記事 炎立つ 高橋 克彦 日本語千里眼 明石 散人 白川静さんに学ぶ漢字は楽しい 小山 鉄郎 呉漢 宮城谷昌光 文句を言わねば企画は出来る