選挙区制って?

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前から疑問に思っていたのだが,先日の小沢一郎氏が出ていたカンブリア宮殿を見て,思い出したので,ここに書き留めておく.

それは「国会議員の仕事って何?」ということだ.

国会議員は名前からいっても基本的に国の政治を行う人たちの集まりだと思っていたのだが,自分の選挙区の有権者の要望を聞くことが仕事なんですか?

政治家として,人々の意見を聞くのは別に構わないが,それを国会議員がやるってどういうこと?

この場所に道路作れとか,ダム作るなとか,そんな細かいことが国の仕事なんですか?
国と国との外交とか,国税の話とか,健康保険制度とかそういう地域とは関係の無い国の仕事をやるのが,政府の仕事でそれは国会議員の中から選ばれた首相がリーダーシップをとってやるものだと思ってました.

なのに,地域の陳情を聞いて,それを政府に要望として吸い上げるのが国会議員の仕事なんですかね?

どう考えても次元の違う話だし,そういうのは市長とか県知事とか地方自治体の長がやればいいんじゃないんですか?
というか,知事も陳情に行っているみたいだし,仕事かぶってるんじゃ?

なんで,そもそも国の代表を選ぶのに選挙区を分けているんでしょうね?
それで選挙に受かろうとするために御用聞きみたいなことをしている.

なぜ「全国区」にしないんですか?
政府には国全体のことを考えて欲しい.だから地元のことなんか無関係で日本のことを考える人を選ぶべきなのでは?
選挙区制の意味がわからん.
日本は人口も多いが政治家も役人も無用に多すぎる.
あれもこれも人をつけるから,お金がかかって予算がないとか言っている.
こんなに人はいらんのに.

誰かこの疑問に答えてくれる人はいないものか....