電動アシスト自転車アルベルト e
ついに電動自転車を買ってしまった.
これを買うと終わりだと思って買わなかったのだが,嫁さんが結構な坂を上り下りする必要が出てきて,車で行くと駐車場代もかかるし,通常の自転車だとやはりきついし,今のママチャリもかなりボロくなってきたので,仕方なくという感じだ.
買えば買ったで私も使うことになるだろうし,いや出来るだけ使わないようにしなければならんと思いつつ,どうせ買うなら現行機種で一番よさそうなのを選ぶべきでしょとなった.
最初は定評のあるヤマハにしようと思った.
なぜなら,ルーターから始まり,モノづくりに真摯に取り組んでいる姿勢が好きだからである.まず大丈夫だろうと思ったからである.
ただ,自転車屋に聞くと確かに作りはしっかりしているのだが,ブリヂストンとヤマハはかなりの部分,共通の部品を使っているという.
また,高校時代に私はブリヂストンのロードマンという自転車に乗っていたのだ.この自転車は値段は安い割にとても良い自転車だった.
バッテリーの持ちなどはどこもほぼ同じらしい.ヤマハは基本に忠実なのはいいのだが,ラインナップを見てももう一つ面白くない.
パナソニックはなんとなく自転車のイメージが湧かないので早々に脱落させた.
ブリヂストンを調べてみると興味深い自転車が見つかった.
それが,この「アルベルト e」だ.
アルベルトというのはよく雑誌とかにも出ているので知っていたが,通学用の自転車というイメージだった.
ただ,これが値段でいうと一番高級機種なのである.
「なぜ,主婦より学生の方が高級なのか?」
訳が分からないので自転車屋に聞くと,
「田舎の遠距離通学の学生用で祖父や祖母に買ってもらうことを考えている.」
という.
納得できるような納得できないような...
で,それの電動自転車版が「アルベルトe」である.
今年の1月に発表されたばかりというのも新し物好きを刺激する.
ポイント含めなくても地元の店より3000円ほど安い上に買った時にさらにポイントも乗るキャンペーンがあった.
また,やっぱりサイドミラーは必須だろうということで
を別途購入.
チェーンがベルトで変速は内装5段
電動とは言ってもママチャリなので,メンテはあまりしたくない.野ざらしでも錆びないベルトはどんなものだろうという興味があった.
さらに変速が内装なのでこれもメンテの手間が省けそう.(というか,壊れたら手におえなさそうなので諦めも付く.)
確かに静かだ!
モーターが前輪駆動で人力で後輪駆動でデュアルドライブ
車で言えば四輪駆動のようになり,滑らないという.なるほど納得だ.
回生充電機能
昔,サンヨーの自転車がやっていたらしいが,今ではほとんどの電動自転車からなくなってしまった回生充電.これはペダルをこがない時に勝手に充電してくれる機能と,ブレーキをかけたときに充電してくれる機能と二つを備えている.
回生充電が働いているときは下のコントローラの電池残量のメーターがナイトライダーのように伸び縮みする.あんまり見すぎると事故りそうなので注意が必要である.
下りで少しでもエネルギーをためられると思うと気分がよい.
ソーラー充電機能付き尾灯
芸が細かい.電動自転車なのだから線でつなげばいいようなものだが,そこは独立させている.
夜間のために尾灯を付ける必要がないのは良い.前に買った尾灯があるのでそれを付けようかと思っていたが,その必要がなくなった.
盗難補償
なんと3年間の盗難補償付である.
前にクロスバイクを購入しようとしたときに「最近,盗難補償つけるのが難しくなった」と自転車屋が言っていたが,これはブリヂストン直々のメーカー補償である.
素晴らしい.
購入後乗ってみての感想
初めての電動自転車だったのだが,感想としては
「思ったより漕がされる.」
いやあ,「楽しようとしてはイカンな」と思い知らされました..
少しコツが分かったのだが,なるべくダラダラ漕ぐと結構助けてくれる.
スピードが付き始めて思いっきり漕ぐと全然助けてくれないので今までのマウンテンバイクの乗り方はやめないと意味がないなと分かった.
それ以外は特に問題はない.
特に漕ぎ初めが楽だ.坂を上っても汗はかかないし,息も切れない.
文明の力を実感した.