M2TECH hiFace Evo を購入
ここから少し続く記事は「CD を入れ替えたりする手間なく,簡単にいい音で音楽を聴きたい.簡単に聴けても,mp3 の音質では嫌だ.」と思われている方への記事です.
(もう数ヶ月前の話ですが,億劫で記事にするのが遅くなりました.)
スピーカーの修理の話を前に書いたが,修理は修理として,新しいスピーカーも物色していた.
久しぶりにオーディオ関係のことを調べていたら,最近はネットワークオーディオというものが流行り始めているらしいことに気付いた.
ネットワークオーディオなるもの
マランツの NR1603(現在は NR1604)という小型のAVアンプにネットワークオーディオ機能がついていることを見つけ,アンプも壊れかけているので思い切ってこれに交換してみようかと考え始めていた.
いざ,オーディオショップで試聴してみたが,正直よくわからない.
ネットワーク機能は聴けなかったので純粋にアンプとして聴いてみたが,それほど昔の ONKYO のアナログアンプと比べてよくなったとも思えない.
うーん,音が明らかによければ買い換えようかと思っていたが,そこまでのレベルではない.やはりAVアンプだからということなのか?
パイオニアの N-50 がこの価格帯では性能的に優れているとショップで聞いたので,これも聴いてみた.
確かにいい音だと思うが,ピンとは来なかった.
全ての始まりは LINN を聴いたこと
それで,たまたま同じ場所にLINN の MAJIK DSMというアンプ一体型のネットワークオーディオプレーヤーがおいてあったので聴かせてもらった.
これはなんというか,一言でいうとピン!と来た.音が全然違うのである.
ちなみにスピーカーは10万ぐらいのKEFのブックシェルフ型であった.
明らかに N-50 とは差があった.まあ値段が値段なので当たり前といえば当たり前だが,10万ぐらいのスピーカーでも普通に差が分かるのがすごいと驚いた.
しかし,値段が40万越えである.アンプ一体型だとしても,これはパッと手が出る値段ではない.でも,欲しい??
どうするか?
いろいろ買う言い訳を考えていたがやはりかなり無理がある.
・20年ぐらいは聴くから一年2万とか...
・日割り計算だといくらとか...
うんうん考えていると,ふと,これパソコンでナンとかなるんじゃない?と気付いた.
だったら,パソコン代だけですむのである.
あと,DDコンバーターかDAコンバーターがいる.アンプにはDACがついているのでとりあえずDDCでいいかと調べてみると 2万ぐらいで JAVS X-DDCplus というのがある.
これでいいやとだいたいのあたりをつけた.
薦められた hiFace Evo
さて,その後スピーカー探しは続行して,ブックシェルフ型の小さいスピーカーでよさそうなのを見つけ,同価格帯の別のスピーカーを比較試聴しても私の好みだったので,DALI の MentorMenuet を秋葉原のショップで購入した.
その際に店員の方と話をして仲良くなったのであるが,ネットワークオーディオの話になり,それをパソコンで組もうと思っていて,ネットでよさそうだった JAVS X-DDCplus という DDC を買おうと思っているというと,そっちは知らないが,M2TECH の hiFaceEvo はコストパフォーマンスがとてもよいですと薦められた.
これもD/Dコンバータなのであるが,音はかなりいいということだったので,私としては珍しくほとんど下調べをほとんどせず,こっちを購入することになった.
(今から思うと LINN の 40万が頭にあるのでちょっと麻痺していたかもしれない.)
一応,X-DDCplus と hiFaceEvo の両方販売している店にも行って話を聞こうとしたが,聴き比べたことはないので分からないといっていた.ちなみにその店員の人も hiFaceEvo を持っていた.
結果からいうと,音はいいです.
でも,値段相当かどうかはよく分からない.
さて,これで DDC が手に入ったので,後はパソコンを手に入れるだけである.
これは次回に.