少年サッカー録画用に ビデオカメラ GZ-HM570 を購入

GZ-HM570 サッカー
この記事は約6分で読めます。

この文章は子供のサッカーの動画を撮るためにビデオカメラを購入しようと思い,ネットで調べて,実機見て,ビデオカメラ持っている人の意見も聞いた上での購入検討過程を書いたものです.
(参考になれば.)

サッカーの動画を撮るのに一眼レフの動画付きのものが出るのを待っていて,それまでは SANYO の HD1A でなんとかしのごうとしていたのだが,なかなか思った一眼が発表されない上に,子供のサッカー仲間のお父さんの
「動画と静止画とは別々に撮っておきたいから結局二台いる」
という文言に非常に納得し,一眼レフだけでは確かにだめだと思い,HD1A に変わる手ごろなビデオカメラを物色した.

ビデオカメラの購入目的は

子供のサッカー,運動会の撮影

である.
とにかく,サッカーがまともに撮れればそれで文句はない.

HD1A の問題点はとにかく電池が持たないこと.2つも買い増したがサードパーティー製だったのもよくなかったのかもしれないが,とにかく持たない.3つとも10分ぐらいしか持たない.大容量バッテリーなんか付けられる構造にもなっていないし,どうしようもない.
SANYO のデジカメが好きで三台持っているが,もともとは動画は5分ぐらいしか撮らないのでこれでよいと思っていたのだが,サッカーを撮り始めると40分とか1時間とかは最低持ってもらわないとまともに使えない.

だが,電池はだいたいどこのメーカーもバッテリーを大容量にすれば問題なくなってしまう.
よって,何を重視するかということになるが,とりあえずやっぱり「くっきりきれい」が一番だと思う.

でも全然分からないので,とりあえず,価格.comで評判のいいパナソニックのHDC-TM35 にでもしてみるかとヤマダ電機に行ってみた.

そこで,値段交渉する前に「午前中に売り切れた」と言われた.これでは話にならんと思いつつ,ビクターの販売員の人が黙ってみていたので,「PRしてください」とお願いしてみた.
(どうも,自分のところの商品を無理には売り込まないらしい.)

それでちょうど HDC-TM35(panasonic) と GZ-HM570(victor) が隣にあったので,両方のカメラでほぼ同じ場所を写してみたところ,TM35 では向かい側の商品説明POPの文字がつぶれているにもかかわらず,HM570 でははっきりと見える.
「えぇー,こんなに違うの?」
と思わず言ってしまったら,他に見ていた客も
「これはすごいな,全然違う」
と集まってきた.
それまでビクターは全然不人気だったのに.
確か32インチぐらいの液晶だったと思うが,はっきり違う.
確かに画素数の違いは明確にあったのだ.

GZ-HM570

この時点でこれは「HM570」買うことになるだろうなという予感はあったのだが,全然ノーマークだったため,一度家に帰って調べなおすことにした.

とにかく,まず「HM570」の弱点を探すことにした.

  • フォーカスが遅い.
  • 暗いところでの映りが悪い.(ノイジー)
  • 光学式の手振れ補正がついていない.
  • 望遠によっている.広角に弱い.
  • レンズが光学10倍しかない.

こんなところであった.

さて,一つずつ検討していこう.

フォーカスが遅い.

本当に遅いのか,量販店に行ってチェック.
確かに遅い.高速と言われているキヤノンより遅いのは仕方ないにしても,パナよりも遅い.はっきり分かるほどに.
1. しかし,かなり遠くを撮るのでAFのフォーカススピードはそれほど気にならない.(息子の友達の別の父の意見)
2. 別の子に前を横切られた時にピントが外れるのが困るのだが,フォーカスが遅いと逆にピントが外れなくていい?(売り場の店員の意見)

一眼レフの時に横切られて,ピントが外れて失敗写真はよく撮ってしまい,マニュアルフォーカスにすることもよくあるが,これは1.の意見が正しいと思われた.つまり,少年サッカーにおいて望遠で顔アップの動画とか普通撮らない.全体が分かるように撮るのでそれほど望遠にならず,従ってフォーカススピードは気にならない.これが正解である.
つまり,サッカーの動画を取るのにAFのスピードは気にならないから問題ない.

暗いところでの映りが悪い.

これはF値が2.8からのレンズなので,どうしようもないと思っていた.
しかし,そもそも子供のサッカーをナイターで撮ることはあまりない.
ノイジーでも全体が分かれば特に問題ない.
ということでクリア.実際,購入後に夜に照明の下でやっているサッカーを撮ってみたが,少しノイズが載っていたが,プレーを見る場合にいらつく程ではなかった.
ちなみに,前述の HD1A はもっともっとひどい.

光学式の手振れ補正がついていない.

確かについていないが,サッカーを取るとき,基本三脚か一脚を使う.
そうしないと,全体が見れないからだ.
要は液晶画面を見ないのだ.方向を向けるだけ.つまり手振れ補正はサッカー撮影用途としては不要となる.
また,手振れさせない様に自分で気をつければいいだけの話なので,この機能はあるに越したことはないが,必須の機能ではないのだ.
電子式の手振れ補正だって一応効いてはいるみたいだし,特に問題はない.

望遠によっている.広角に弱い.

48.3mm から始まっているが,そもそも,面白い風景画を撮るつもりはないし,一眼レフでさえ,広角レンズを使う回数というのはそんなにないので,正直不要.
そもそも,世間は何で広角広角といっているのか,あまり理解できない.
家で集合写真なんかめったに撮らないし,そもそも家が小さいので何人も集まることもない.
ホームパーティーなんかやったこともないし,やるつもりもないし,物理的に出来ない.
外で撮ればいいし,広い家なら下がればいいだけ.48.3mm で十分.

レンズが光学10倍しかない.

10倍っていっても,35mm 換算で 48.3mm から 483mm までいける.
普段使っているニコンの一眼レフなら 70-300mm (35mm換算で105-450mm) のレンズより広角もいけるし,望遠もいける.
正直これだけあれば十分.さすがに広角側が 105mm だったら,普段使いには厳しいのは分かるが,48.3mm までいけるのだから,これで全く十分である.
運動会もサッカーも 300mm のレンズで足りないと思ったことはほとんどない.
どっかのスタジアムとか競技場だったら足りないかもしれないが...
また,さっきも書いたように一眼レフと違って,顔アップの写真とか動画で入らないので,483mm もおそらく使う機会はないだろう.
従って,この場合,10倍で十分.あんまり倍率高いと解像度もよくないだろうし,これぐらいでちょうどいい.

GZ-HM570開いたところ

結局,同価格帯では解像度がずば抜けている GZ-HM570 に決定した.
ちなみに,GZ-HM1 も検討したが,大きくて重い (260g 対 400g ) わりに画質は変わらず,光学手振れ補正がつくぐらいなので却下した.
しかし,HM1 は F値をマニュアルで変更できた.一眼レフじゃないので,どれくらいの頻度で使うのか分からないが,一応そういう細かい調整は HM570 より出来るようだ.

最後に大容量バッテリーを買おうと思っているが,現在考えているのはBN-VG138だ.
リンク先のNTT-Xが安いのでここで買おうと思っている.(10/4 現在で 12075円.クリックしても出ないときは何回か更新してもらうと出るはず.でない場合はタイムアウトしていると思われる.)