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真説 謎解き日本史 明石散人 (商品企画の真髄)

前にも明石散人氏の本(日本語千里眼)は紹介したが,既に持っていてふと最近読み返してびっくりした本があったのでまた紹介する.
それが,この真説 謎解き日本史だ.



私がうなったのは足利義教のことを書いた「孤高の権力者」の章だ.
明石氏の本を読めば足利義教が創造の人だったことは分かるのだが,まさにここに商品企画の真髄がここにかいてあるのであった.
それは,戦術と戦略の違いを説明している「わらしべ長者の話」の話の部分である.

引用すると,
「目的とは一つ一つの小さな事実の集積の向こう側にあり,今はそれが何であるか見ることはできない.見えないものを無理に見ようとせず,見えるようになるまでじっと待つ.やがて今まで見えなかったものが忽然と見えてくる.この忽然と見えてくるものが....,本当の目的なんだ.」

目的意識を先に持ってはいけないということを「わらしべ長者」を使って分かりやすく説いているのだが,実は商品企画の真髄もここにあると思っている.
(詳しくは実際に本を読んでみたらよい.)

私は商品企画を長年やってきたが,こつを聞かれても説明できなかった.
しかし,考え方は上の考え方と全く同じなのである.
何かを作ろうと思っても,商品などは企画できないのだ.
全てはこつこつと日々必要なことを積み重ねていくことなのだ.そうすると見えてくるものがある.
それで見えてきたものを実現すれば企画が失敗することはないのだ.
このことは断言しよう.ただし,この意味が分かるにはある程度の経験が必要だ.

真髄とはシンプルで難しいもの.
孫子の兵法も書いてあることは「ふーん」と思えることなのだが,パッと見ただけではすごさに気づかない.真の意味(孫子の兵法のすごさ)を知るにはそれを理解するためのある程度の経験が必要だと思っている.
まさにそれと一緒だ.

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